2016年7月27日水曜日

学校のジャージのデザインが古臭い理由

 先日、道を歩いていたら男子中学生たちが自転車で走っていました。学校のジャージを着ていました。部活帰りみたいな感じでとても楽しそうでした。そこでふと思ったのが、学校指定のジャージが相変わらずかっこ悪いなということ。昔からデザインや雰囲気が全く変わっていない、進化していないのです。これだけ世の中が変化し、進化しているのに学校のジャージのデザインに進歩がないことには何か理由があるのではないかと、僕なりに考えてみました。

①学校には制服かジャージで登校しなければならないため、誰もデザインの悪さに気付かないし、文句も言わない
②おしゃれなジャージにしてしまうと、風紀が乱れる(やたらセクシーな男女が目立ってしまい、生徒間だけでなく教師も授業どころじゃなくなってしまう)
③ジャージを生産している会社が企業努力をする必要がないため、何十年もそのままのデザインである(新しくしなくても需要があるため)

 ざっとこんな感じだと思います。①ですが、僕自身も生徒の時に学校指定のジャージのダサさに気付かなかったし、疑問にも思いませんでした。②ですが、これはかっこいいジャージにしてしまうと色々な意味で問題が続出しそうです。中学に入って、全員部活に入らなければならないのは、思春期の少年少女の欲求を部活に入れ体力を消費することで、解消しようとしているからなのです。つまり、欲望を抑えるためにはダサいジャージの方が都合が良いのでしょう。③は「どうせ取引先の学校から来年もまた注文が来るだろうから、あのままでいいよね」が何年も連続して怠慢を生んでいるのです。
 学校のジャージのダサさでこれほどまでに熱くなれる僕も僕ですが、学校のジャージのデザインが古臭いのには理由があるのです。

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